ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ、Hib(インフルエンザ菌b型)を予防する目的で接種するワクチンです。
5種混合ワクチンは全部で4回の接種が推奨されています。4種混合ワクチンは定期予防接種です。
●一般的なスケジュール
1回目:生後2か月
2回目:生後3か月
3回目:生後4か月
4回目(1期追加):生後1歳6か月
1回目~3回目は生後2か月~6か月までの間に3週間以上間隔をあけてできるだけ早く接種をします。 4回目(1期追加)は、3回目の接種から6か月後以上間隔(12か月~18か月が望ましい)をあけて接種するので、生後4か月に3回目を接種した場合は、1歳6か月になった頃が目安になります。
以前はジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの4種混合ワクチンを接種していましが、Hibワクチンが4種混合ワクチンと一本化することになり、5種混合ワクチンとなりました。
これまでHibワクチンと4種混合ワクチンの2種類を同時に接種していましたが、1本化されたことで予防接種の注射の回数が減り、赤ちゃんの負担が少なくなることが期待されています。
5種混合ワクチンが2024年4月から定期予防接種となり、2024年2月以降に生まれたお子さまが接種対象となります。(2024年1月以前に生まれたお子さまで四種混合ワクチンを接種している場合には対象外ですので、これまで通り四種混合ワクチンとHibワクチンの接種を継続いただきます。)
四種混合ワクチン+ヒブワクチンの2種類と、五種混合ワクチンは途中で切り替えることは原則できません。(すでに四種混合ワクチンで接種を進めている方は、五種混合ワクチンは接種できません)
2024年4月から五種混合ワクチンの定期接種が開始されました。五種混合ワクチンのは、
1)これまで四種混合ワクチンを接種したことが無く、
2)生後2か月以上
のお子さんが接種対象となります。
生まれた時期によっては、四種混合ワクチンの予診票のみをお持ちの場合がありますので、その際には、四種混合ワクチンの予診票を当院までお持ちください。
※2024年4月から、五種混合ワクチンの接種が開始となりましたが、四種混合ワクチンとヒブワクチンの2種類のワクチンを接種している場合には、五種混合ワクチンの接種に切り替えることは原則できません。