ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオを予防する目的で接種するワクチンです。
以前はジフテリア、百日咳、破傷風の3種混合(DPT)ワクチンと、ポリオの生ワクチン(経口接種)を別々に接種していましたが、最近になりポリオが不活化ワクチンとなり、これまでの3種混合ワクチンに加えて4種混合ワクチンとなりました。
4種混合ワクチンは全部で4回の接種が推奨されています。4種混合ワクチンは定期予防接種です。
●一般的なスケジュール
1回目:生後2か月
2回目:生後3か月
3回目:生後4か月
4回目(1期追加):生後1歳6か月
1回目~3回目は生後2か月~6か月までの間に3週間以上間隔をあけてできるだけ早く接種をします。 4回目(1期追加)は、3回目の接種から6か月後以上間隔(12か月~18か月が望ましい)をあけて接種するので、生後4か月に3回目を接種した場合は、1歳6か月になった頃が目安になります。
ジフテリアと破傷風を予防する目的で接種するワクチンです。 4種混合ワクチンに含まれる、ジフテリアと破傷風に対する抵抗力を高めるために期間を空けて接種します。
2種混合ワクチンは全部で1回のみの接種となります。11歳~13歳になるまでの期間が定期接種の対象期間となり、赤ちゃんの頃のワクチンから期間が空くので忘れないように接種しましょう。
4種混合の追加として2種混合ワクチンを接種するため、第2期とも呼ばれます。
●一般的なスケジュール
1回目(第2期):11歳~13歳未満の間