目次
新型コロナウイルスワクチン接種について
オミクロン株対応の新型コロナワクチン接種の発表もあり、新型コロナワクチンの種類がさらに多岐にわたり複雑になって来ました。
ここで現時点で存在するワクチンの種類と接種方法について概略をまとめてみたいと思います。(2022年9月15日現在)
1回目、2回目のワクチン接種 (9/15更新)
近日中にオミクロン株対応 新型コロナワクチンの接種が始まる予定となっておりますが、このワクチンは従来のワクチンを2回以上接種していないと接種する事が出来ません。
また、コロナワクチン接種を終えていない場合、海外渡航が出来ない可能性もあります。
横浜市では現在、1・2回目のコロナワクチン接種を受けられるのは市内の10の医療機関に限られており、当クリニックはこの10の医療機関に含まれております。
まだ1・2回目のコロナワクチン接種を終えておらず、接種をご希望の方は予約センター電話(0120-045-112)または、横浜市予約専用サイト(https://v-yoyaku.jp/141003-yokohama)から、当クリニックでの接種のご予約が可能です。
従来のワクチンを用いた1・2回目のコロナワクチン接種は近日中に終了となる予定ですので、ご希望の方はお早めにご予約をお願い致します。
〇予約センター電話番号
0120-045-112
〇横浜市予約サイトURL
https://yokohama.v-yoyaku.jp/login
従来のワクチン
■初回接種(1、2回目接種)
ファイザー社製 コミナティ 12歳以上 0.3ml 3週間間隔で2回
モデルナ社製 スパイクバックス 12歳以上 0.5ml 4週間間隔で2回
※1回目と2回目は同じワクチンを接種する必要があります
〇参考サイト:1・2回目接種【12歳以上】について (横浜市のHPより)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/vaccine-1st2nd.html
■3回目接種
2回目接種が終了してから5か月以上の間隔を空けて接種
初回接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社製・モデルナ社製のどちらのワクチンの接種が可能です
〇参考サイト:追加接種(3回目接種)についてのお知らせ (厚生労働省のHPより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_booster.html
〇参考サイト:3回目接種(追加接種)【12歳以上】について (横浜市のHPより)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/vaccine-3rd.html
■4回目接種
3回目接種が終了してから5か月以上の間隔を空けて接種
初回接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社製・モデルナ社製のどちらのワクチンの接種が可能です
対象は60歳以上の方、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方、医療従事者および高齢者施設の従業者
〇参考サイト:追加接種(4回目接種)についてのお知らせ (厚生労働省のHPより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_booster.html
〇参考サイト:4回目接種【12歳以上】について (横浜市のHPより)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/vaccine-4th.html
オミクロン株対応ワクチン
従来のワクチンにBA.1株を追加した2価ワクチンです。
対象は上記ワクチンを2回以上接種した12歳以上の全ての方ですが、ワクチンによって接種可能年齢が異なりますので注意が必要です
初回接種(1回目・2回目)がファイザー社のワクチンだった方は12歳以上
初回接種(1回目・2回目)がモデルナ社のワクチンだった方は18歳以上
の方が接種可能です。
従来の3回目、4回目のワクチン接種の代わりに接種する事が出来ます。
3回目、4回目の接種券が届いた方で、前回接種後5か月以上経過した方が接種可能です。
1回目・2回目の接種が終了していない方は接種できませんので、まだ未接種の方は早めに1・2回目の接種を終了させて下さい。
2022年9月時点で1回目・2回目の接種が可能な施設は横浜市内で10か所の医療機関に限られておりますのでご注意下さい。
〇参考サイト:オミクロン株対応ワクチン接種について (横浜市のHPより)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/vaccine-omicron.html
予防接種を受ける事が出来ない方
- 37.5℃以上の発熱のある方
- 重い急性疾患にかかっている方
- ファイザー社のコロナワクチン接種後にアナフィラキシー等重篤な副反応が生じた方
- 上記以外でも、状況により接種をお断りする事もございます
接種日
1回目、2回目接種の方 | 【日曜日】 10:00〜12:30 ※横浜市の予約サイトより |
3回目、4回目接種の方 | 【金曜日】 13:45~14:15 ※クリニックの予約サイトより |
5歳~11歳の接種の方 | 【土曜日】 15:00〜17:00 ※クリニックの予約サイトより |
ご持参いただく物
- 接種券
- 問診票
- 本人確認の可能な書類(免許証・マイナンバーカード・お子様の場合は母子手帳 等)
その他
・接種後15分は経過観察のためクリニックでお待ち頂きます。
時間の余裕がある日にご予約下さい。
・妊娠中の方、あるいは妊娠している可能性がある方も接種は可能です。
・これまで同様、ワクチンの無駄をできる限り避けたいので、キャンセルは出来る限りお早めにお願いします。
「5歳~11歳」のコロナウイルスワクチン接種について
小児(5歳〜11歳)のワクチン
ファイザー社製コミナティ5〜11歳用ワクチンです。
12歳以上の方向けのワクチンと異なり、1回摂取量は0.2mlで3週間の間隔をあけて2回接種します。
2回目接種から5か月以上経過したお子様には3回目接種が可能です。
〇参考サイト:小児接種【5~11歳】について (横浜市のHPより)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/shoni-sessyu.html
〇参考サイト:5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ (厚生労働省のHPより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_for_children.html
よくある質問
対象年齢は?
5歳から11歳までのお子様です。
これまでは12歳までの方にしか接種できませんでしたが、今回はより低い年齢のお子様にも接種が可能となりました。
これまでの新型コロナウィルスワクチンとどこが違うの?
12歳以上の方のワクチンと同じmRNAワクチンですが、12歳以上を対象にしたこれまでのワクチンに比べて、1回に接種する有効成分の量が3分の1になります。
どこのメーカーのワクチンですか?
当クリニックで接種するワクチンは当面ファイザー社製となります。
接種間隔・回数は?
接種間隔は12歳以上の方と同様3週間です。
接種回数は5歳〜17歳までは当面は2回となっています。
12歳以上のワクチンより少ない接種量ですが、効果があるの?
ファイザー社の海外で行った臨床試験では12歳以上の接種と同等の効果があり、2回目接種後7日以降の発症予防効果は90.7%との報告があります。
ただ、オミクロン株に対する予防効果はまだ不明確です。
他の国でも小児に接種していますか?
米国、英国、カナダ、フランス、ドイツなどでは5-11歳用のファイザー社製のワクチンはすでに認可されています。
接種にはどんなメリットがありますか?
感染予防効果、重症化を防ぐ効果、入院やICUでの治療を防ぐ効果が期待されます。
どんな副反応がありますか?
接種部位の痛み・赤み・腫れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、寒気、発熱等があります。
ほとんどが1-2日ほどで改善し、程度は軽度から中等度だったとの事です。 心筋炎や心膜炎は確認されていません。
どんなデメリットがありますか?
先に挙げた様な副反応が出る可能性があります。
また、当然ですが2回接種するのに接種会場に行かねばならない手間、3週間間隔で2回接種をしなければならないのでスケジュール管理も大変です。
接種前後の2週間は他のワクチン接種が出来ないので、期限のある定期接種(MRワクチンなど)が未接種の場合、優先順位に気をつける必要があります。
長期的な副反応については、今のところ明らかではありません。
結局接種した方がいいの?しない方がいいの?
これは大変難しい問題ですが、個々のお子様の状況により異なると思います。
先天性の心疾患や糖尿病・てんかん・肥満・高血圧など基礎疾患のあるお子様は感染後に重症化するリスクが高いので、ワクチン接種が勧められています。
健康なお子様は重症化しにくいと言われていますが、100%重症化しないという保証はありません。
最近では保育園や幼稚園、小学校内での感染も少なからず報告されており、1回感染すると基本的には10日間自宅療養が必要です。そして同居している家族は濃厚接触者の扱いとなり、1週間の自宅待機が必要となりますので、その社会的影響はかなり大きいと言わざるをえません。
ですから、感染予防・重症化予防効果のメリットと、副反応や接種後の将来的な影響というデメリットを十分検討し、ご家族・本人が納得したうえで接種する、しないをご判断していただくことになります。
まずは12歳以上の方がしっかり3回目、4回目の接種をする事もとても重要だと思います。
ワクチン接種について、参考になるページがあれば教えて下さい。
- 日本小児科学会
5〜11歳小児への新型コロナウィルスワクチン接種に対する考え方 - KNOW VPDの会
子どもの新型コロナワクチン接種の考え方(ポイント)
子どもの新型コロナワクチン接種の考え方(解説ページ) - NHK NEWS WEB
ワクチン接種 5歳以上に 安全性は? - 日本医事新報社
5~11歳への新型コロナワクチン接種の「意義」とは? - 日本小児科医会
5歳~11歳の新型コロナウイルスワクチン接種にあたって
- 日本小児科学会
コロナウイルスに感染したお子様・ご家族のご自宅での対応について
お子様のコロナウイルス感染が増加しております。
それに伴い、コロナウイルスに感染した時の対処法についての質問も増えております。
上記のQRコードのリンク先は以下になります。
〇神奈川県療養サポートLINE
https://page.line.me/?accountId=634rianl
〇無症状・軽症の方の療養について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/facilities/top.html
また、ご自宅での対応について国立成育医療センターのHPにわかりやすい説明が掲載されております。
以下のページをご参照下さい。
https://www.ncchd.go.jp/news/2021/210817.html
コロナウイルス感染拡大に伴いオンライン診療を拡充しました
来院するのが心配な方、来院する事が難しい方のためにオンライン診療の枠を設けました。
- 熱や咳、鼻水等の感染症状があってコロナウイルスにかかったか心配
- 自宅の抗原検査キットで陽性となったけれど家に解熱剤や治療薬がない、今後どうしたらよいかわからない
- 濃厚接触者と認定されたので、外出することが出来ない
といった方に、オンライン診療で御対応致します。
初めてのご利用の方でも予約可能です。
ホームページのWeb予約ボタンからご予約下さい。 「予約の種類の選択」から「一般の診療時間の予約」を選択し、「オンライン診療(コロナウイルス)」に進んで下さい。
ご予約について(オンライン診療)
・スマートフォンのカメラ・マイク・スピーカー機能を使います。
初めてのオンライン診療ご予約時に動作確認画面から対応機種かどうかのチェックをお願いします。
・決済に必要なため、ご予約時にクレジットカード情報の入力が必要になります。
・通常の保険診療の料金の他に、処方箋の郵送等手数料が別途100円必要になります。
当クリニックのご利用が初めての方は、ご登録されたメールアドレスに登録確認メールが届きます。 Web予約の際に必要なため、メールに記載された仮IDとパスワードは必ずお控えください。
受診の仕方(オンライン診療)
・受診時間が近くなりましたら、予約画面右上の「予約メニュー」から「オンライン診療」を選んで下さい。
担当医が接続の操作を開始すると、自動的に接続されます。
・初めての方は、あらかじめ保険証・乳児医療証をご用意下さい。
診療終了後(オンライン診療)
・診察料は予約時に登録されたクレジットカードより引き落とされます。
・お近くの薬局でのお薬の受け取りをご希望の方は、事前に薬局さんのお名前とFax番号をお控え下さい。
当クリニックからその薬局さんに処方箋をFaxし、そちらでお薬の受け取りが可能です。