乳幼児健診は、お子さまの発達・発育について身長や体重だけでなく、関節の動きや運動機能、反応など様々な検査を行って、順調に成長しているか、栄養状態はどうか、頭蓋異常やヘルニアなどの先天的な病気が無いかを調べます。
病気を早期発見でき早期の治療開始に繋げられたり、低身長や代謝異常など先天性の病気への対策や生活で気をつけることのアドバイスを行うこともできます。市区町村で決められた健診に限らず日頃から乳幼児健診を受けて、成長の記録を随時つけていくことをお勧めします。当院では、保健センターで集まって受ける健診(4か月、1歳6か月、3歳健診)以外の健診を行っております。
お子さまの身長や体重などの身体的発育について、全員に成長曲線をお渡しして、お子さまがどのように発育しているのかをお伝えしています。一人一人それぞれ成長の仕方は異なりますので、他のお子さまと違うからと言って過度に心配する必要はありません。平均から大きく外れるようであれば、低身長や高身長などの成長異常の早期発見や肥満ややせなどの栄養状態の改善のヒントに繋がりますので、気になることはご相談ください。